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2015.02.19

変わりゆく中国市場とものづくりへの期待①

■2014年は中国関連の調査が増加傾向
近年、アジアを中心とした海外調査の案件数が増えております。以前は中国を対象とした調査が中心でしたが、近年はチャイナ・プラス・ワンなどを背景に東南アジアを対象とした調査案件が増加傾向にあります。しかし、2014年に入ると中国のB to B領域におけるマーケティングリサーチが復活してきた傾向にあります。これには複数の要因が絡み合っているので一概には言えませんが、大きく言えば中国における産業構造の変化(巨大な生産国→大量消費国)、社会環境の変化(エネルギー不足や環境問題)および人口動態(生産人口の減少や超高齢化)の変化、近年の急激な為替変化(円安・元高)が影響していることが考えられ、それにより日本企業にとってはあらたなビジネスチャンスを得ようとの動きがあるものと推察されます。

■中国企業の高付加価値な製品の開発を巡る動き
趙研究員と私だけでも、今年度は数回にわたって中国で環境技術関連の情報収集を実施しております。現場でのヒアリング活動を通じて、以前にも増して中国企業の“技術、部材・材料”に対する旺盛な関心、情報収集量、また日系企業とのマッチングや技術的な連携が高まっていることを強く実感します。
中国では経済発展に伴う所得収入の向上と大量消費が進む中で、製品の品質に対するこだわりがより一層強くなっております。一部の中国企業では、これまでのように画一的で汎用的な製品の供給から脱却して、高付加価値な製品やユニークな製品の開発や製造販売を目指す動きが活発化しております。その中で、海外企業、とりわけ優れた技術や部材・材料を有する日系企業との連携を望む声を多く聞きます。

■中国市場に対する見直し
日中間ビジネスは政治面での動向に大きな影響を受けることは否めませんが、中国は他のアジア諸国よりも、社会インフラ基盤も充実し、工業化が進んでおります。また2014年12月、中国の中央経済活動会議では経済の安定成長の維持に努めながら、新たな成長分野を積極的に見出し、その発展(投資)を図る等を柱とした経済産業政策も打ち出しております。日本国内市場が伸び悩む中で、上記のように変わりゆく中国市場への対応や展開を見直す時期に入っているのかと思われます。

本内容および中国に関する調査に関してご興味ありましたら、当社へご連絡を頂ければ幸いです。

執筆担当
中村主任研究員:t-nakamura@kohken-net.co.jp
趙研究員: y-zhao@kohken-net.co.jp

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