平成23年7月26日、信州大学先進植物工場研究センターにおいて弊社研究員名取昌彦が植物工場の市場性について講演を行いました。
この講演は、植物工場を対象とした農商工連携人材セミナーの一環として、同研究教育センターと関連する地域企業群の連携を深めることを目的に行われました。
現在注目されている植物工場について、マーケット・インの視点から販路形成を見据えた栽培品種選定や育種に合う関係機器の開発など、植物工場の未来開拓に寄与する人材の育成を目指して行われたものです。
弊社の講演内容は、①植物工場野菜類の流通ルートの解説(一般的な露地物野菜との差異に着目しながら)②植物工場で採用されている主な関連機器類(種類・内容・参入企業・事例紹介・投資額からみる市場性)などについて、環境制御・溶液調整・培地調整・栽培容器などの分野別の考察、などが骨子になっています。いずれも事例を交えての報告で、実際の市場参入を念頭においた講演を行いました。