2024.11.29住宅・不動産
「KOHKEN REALTY MONTHLY REPORT マンション編ーマーケットレポート2024年11月号」にて、2024年10月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。会員様・関係各社様のダウンロードはこちら。
※ファイルパスワードは別のメールでお送りしております。
【2024年10月の首都圏分譲マンション市場動向 全体概要】
10月の供給は111物件・2,074戸。2か月ぶりの前年同月比減。話題物件以外の新規発売が低調。一方、平均契約率は84.5%。話題の再開発タワー物件が好調で市況を牽引。
■供給戸数:2,074戸。前年同月(2,370戸)に比べ▲12.5%の大幅な減少。2か月ぶりに前年同月を下回った。エリア別では、東京23区(922戸/+53.4%)、千葉県(388戸/+30.6%)で大幅に増加。一方で、都下(91戸/▲28.9%)、神奈川県(429戸/▲58.0%)、埼玉県(204戸/▲25.8%)では大幅に減少した。
■平均契約率:84.5%。5か月連続で70%を上回っている。前年同月比(72.9%)では+11.6ポイント上昇した。エリア別では、東京23区(85.1%/+32.9pt)、神奈川県(85.1%/▲2.1pt)、埼玉県(95.6%/+31.6pt)、千葉県(78.6%/+0.8pt)で70%を超えた。一方で、都下(68.1%/+1.7pt)では70%を下回った。
■平均価格:8,702万円。前年同月(6,428万円)に比べ+35.4%の大幅な上昇。3か月連続で前年同月を上回っている。神奈川県(6,298万円/▲4.0%)以外のエリアで上昇。東京23区(12,237万円/+51.9%)、千葉県(5,858万円/+25.5%)で大幅な上昇。都下(5,690万円/+1.2%)、埼玉県(5,316万円/+6.5%)でも上昇した。
■平均面積:68.85㎡。前年同月(66.13㎡)に比べ+4.1%の拡大。エリア別では、東京23区(69.18㎡/+14.0%)、千葉県(72.21㎡/+8.1%)で拡大。一方で、都下(60.42㎡/▲1.1%)、神奈川県(68.68㎡/▲1.7%)、埼玉県(61.45㎡/▲3.4%)では縮小した。
■平均坪単価:@417.8万円/坪。前年同月(@321.3万円/坪)に比べ+30.0%の大幅な上昇。平均価格同様、3か月連続で前年同月を上回っている。神奈川県(@303.1万円/坪/▲2.4%)以外のエリアで上昇。東京23区(@584.7万円/+33.2%)、埼玉県(@286.0万円/坪/+10.3%)、千葉県(@268.2万円/+16.1%)で大幅な上昇。都下(@311.3万円/+2.3%)でも上昇した。
エリア別概要などの詳細は下記、不動産統計資料ページでもご確認いただけます(随時更新)。
※不動産統計資料ページはこちら。
【マーケットレポート 2024年11月号 その他の掲載内容】
■注目物件頁「サンリヤン浦安」:東京メトロ東西線「浦安」駅から徒歩14分、総戸数70戸。「浦安」駅圏で競合がひしめく中でも商品面で差別化を図り好調なスタート。
■特集頁「市街地再開発物件の供給動向」:2014年1月~2024年10月末に新規発売された、「第一種市街地再開発事業」及び「第二種市街地再開発事業」による物件を集計。新規発売物件リストも掲載。
※詳細は「マーケットレポート 2024年11月号」でご確認ください。マーケットレポートについてのお問合せはこちら。