2024.10.29住宅・不動産
「KOHKEN REALTY MONTHLY REPORT マンション編ーマーケットレポート2024年10月号」にて、2024年9月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。会員様・関係各社様のダウンロードはこちら。
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【2024年9月の首都圏分譲マンション市場動向 全体概要】
9月の供給は151物件・2,626戸。3か月ぶりの前年同月比増。神奈川県・埼玉県が増加分が寄与。一方、平均契約率は74.3%。変動金利の先高感から購入に前向きな消費者多く。
■供給戸数:2,626戸。前年同月(2,485戸)に比べ+5.7%の増加。3か月ぶりに前年同月を上回った。エリア別では、神奈川県(750戸/+29.3%)、埼玉県(518戸/+252.4%)で大幅に増加。一方で、東京23区(889戸/▲12.8%)、都下(272戸/▲30.4%)、千葉県(195戸/▲44.0%)では大幅に減少した。
■平均契約率:74.3%。4か月連続で70%を上回っている。前年同月比(71.5%)では+2.8ポイント上昇した。エリア別では、神奈川県(76.3%/▲2.7pt)、埼玉県(86.5%/+45.7pt)、千葉県(72.3%/▲1.8pt)で70%を超えた。一方で、東京23区(68.1%/+4.2pt)、都下(68.4%/▲20.9pt)では70%を下回った。
■平均価格:7,342万円。前年同月(6,855万円)に比べ+7.1%の上昇。2か月連続で前年同月を上回っている。全エリアで上昇。東京23区(9,975万円/+12.5%)、神奈川県(7,077万円/+18.4%)で大幅な上昇。都下(5,609万円/+3.1%)、埼玉県(4,909万円/+5.0%)、千葉県(5,272万円/+6.6%)でも上昇した。
■平均面積:64.63㎡。前年同月(65.35㎡)に比べ▲1.1%の縮小。エリア別では、都下(59.26㎡/▲13.9%)、埼玉県(62.12㎡/▲8.7%)、千葉県(70.01㎡/▲2.3%)で縮小。一方で、東京23区(64.89㎡/+6.5%)、神奈川県(66.59㎡/+0.4%)では拡大した。
■平均坪単価:@375.6万円/坪。前年同月(@346.8万円/坪)に比べ+8.3%の上昇。平均価格同様、2か月連続で前年同月を上回っている。全エリアで上昇。都下(@312.9万円/+19.7%)、神奈川県(@351.3万円/+17.9%)、埼玉県(@261.3万円/+15.0%)で大幅な上昇。東京23区(@508.1万円/坪/+5.7%)、千葉県(@249.0万円/坪/+9.2%)でも上昇した。
エリア別概要などの詳細は下記、不動産統計資料ページでもご確認いただけます(随時更新)。
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【マーケットレポート 2024年10月号 その他の掲載内容】
■注目物件頁「ザ・パークハウス宮前平二丁目」:東急田園都市線「宮前平」駅から徒歩3分、総戸数154戸。駅近ながら住環境良好な高台立地。地元層に加え、首都圏の話題物件を回遊する広域ファミリー層を集め、好調なスタート。
■特集頁「新規発売物件の歩留まり率」:2023年7月~2024年8月末に新規発売された物件(一括掲載物件含む)のうち、来場者数が記載されている物件を集計対象として、「歩留まり率」(契約戸数/来場者数)を集計。
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