2024.03.29住宅・不動産
「KOHKEN REALTY MONTHLY REPORT マンション編ーマーケットレポート2024年3月号」にて、2024年2月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。会員様・関係各社様のダウンロードはこちら。
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【2024年2月の首都圏分譲マンション市場動向 全体概要】
2月の供給は138物件2,046戸。大型・大規模物件の新規発売は抑制され、前年同月を下回る。2024年も価格・坪単価は上昇基調継続も、平均契約率は70%超継続で需給安定市場が持続。
■供給戸数:2,046戸。前年同月(2,336戸)に比べ▲12.4%の大幅な減少。2か月ぶりに前年同月を下回った。エリア別では、都下(167戸/▲16.5%)、埼玉県(106戸/▲75.6%)、千葉県(195戸/▲60.8%)で大幅に減少した。一方、東京23区(855戸/+1.7%)、神奈川県(698戸/+121.6%)では増加した。
■平均契約率:76.7%。8か月連続で70%を上回っている。前年同月(77.6%)比では▲0.9ポイント低下した。70%超のエリアは、東京23区(77.7%/+1.4pt)、神奈川県(78.8%/+11.2pt)、千葉県(85.1%/▲10.3pt)。一方、都下(64.1%/▲0.9pt)、埼玉県(60.4%/▲14.1pt)では70%を下回った。
■平均価格:6,664万円。前年同月(6,020万円)に比べ+10.7%の大幅な上昇。4か月連続で前年同月を上回っている。東京23区(8,054万円/▲0.7%)以外のエリアで上昇した。上昇エリアは、都下(5,882万円/+15.7%)、神奈川県(5,872万円/+2.2%)、埼玉県(5,439万円/+18.9%)、千葉県(5,079万円/+14.2%)。
■平均面積:65.15㎡。前年同月(66.75㎡)に比べ▲2.4%の縮小。エリア別では、東京23区(61.04㎡/▲9.2%)、神奈川県(66.91㎡/▲2.1%)で縮小した。一方で、都下(69.52㎡/+4.7%)、埼玉県(67.81㎡/+5.9%)、千葉県(70.78㎡/+6.3%)では拡大した。
■平均坪単価:@338.1万円/坪。前年同月(@298.1万円/坪)に比べ+13.4%の大幅な上昇。平均価格同様、4か月連続で前年同月を上回っている。全エリアで上昇した。上昇エリアは、東京23区(@436.2万円/坪/+9.4%)、都下(@279.7万円/坪/+10.5%)、神奈川県(@290.1万円/坪/+4.4%)、埼玉県(@265.2万円/坪/+12.3%)、千葉県(@237.2万円/坪/+7.4%)。
エリア別概要などの詳細は下記、不動産統計資料ページでもご確認いただけます(随時更新)。
※不動産統計資料ページはこちら。
【マーケットレポート 2024年3月号 その他の掲載内容】
■注目物件頁「セントガーデン海老名」:JR・小田急線・相鉄線「海老名」駅徒歩5~9分、総戸数1,000戸。再開発が進む「海老名」の大規模物件・全戸南方位の条件の良さなどが評価され、完売。
■特集頁「首都圏マンション市況に関する市況アンケート2024 集計結果」:首都圏で分譲マンションを展開するデベロッパー様・販売会社様を対象とした独自のアンケート調査を毎年実施。2023年の首都圏分譲マンションマーケットの振り返りや2024年の市況予測、建築単価、新規事業への取り組みなどを集計。
※詳細は「マーケットレポート 2024年3月号」でご確認ください。マーケットレポートについてのお問合せはこちら。
【業界ニュース・住宅着工データ推移 2024年4/11更新】
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